A4生命

人(動物)の誕生

受精から38週、お母さんのお腹の中で赤ちゃんが育つしくみを学ぶ。

学ぶべきこと

Lesson 01

人の受精

卵子精子受精卵

人もメダカと同じく、受精によって新しい命が始まる。違うのは、その後の育ち方である。

人の受精とは何か。

女性の体内で作られる「卵子」に、男性の「精子」が結びつくことを「受精」という。受精した卵を「受精卵」という。

受精卵はどこで成長していくか。

女性の体内にある「子宮」の中で、約38週かけて育つ。

まとめ

卵子 + 精子受精卵受精卵子宮の中で約38週育つ。

人の受精
図 人の受精
Lesson 02

胎児の成長 — 4週から38週まで

胎児4週16週38週

お母さんのお腹の中の赤ちゃんを「胎児」という。胎児は週を追って大きく変化していく。

受精から4週ごろには、胎児はどんな状態か。

大きさは数mm程度。心臓が動き始める。

16週ごろにはどうなるか。

身長は約16cm、体の形がはっきりし、男女の区別もできるようになる。

24週38週にはどうなるか。

24週で身長約30cm、動きが活発になる。38週で身長約50cm、体重約3kgとなり、出産を迎える。

まとめ

4週で心臓、16週で男女区別、24週で活発に、38週で出産。

胎児の成長 — 4週から38週まで
図 胎児の成長 — 4週から38週まで
Lesson 03

母体の中で胎児を守るしくみ

子宮羊水(ようすい)へその緒胎盤(たいばん)

胎児は、お母さんの体の中の特別なしくみによって守られ、育てられている。

胎児はどこで育つか。

母体の「子宮」の中で育つ。

羊水のはたらきは何か。

胎児は「羊水」という液体の中で過ごす。羊水は外からの衝撃をやわらげ、胎児を守るクッションのようなはたらきをする。

養分や酸素はどうやって胎児に届くか。

胎盤」と「へその緒」を通して、お母さんの血液から養分と酸素が届けられる。胎児はまだ自分で呼吸や食事はできない。

まとめ

胎児は「子宮の中・羊水に包まれ・へその緒胎盤で養分と酸素を受け取って」育つ。

母体の中で胎児を守るしくみ
図 母体の中で胎児を守るしくみ
Lesson 04

出産のしくみ

出産38週産声(うぶごえ)

38週ほどたつと、胎児は十分に成長し、母体の外で生きていける状態になる。出産が訪れる。

生まれた赤ちゃんが最初にすることは何か。

大きく息を吸って泣き声をあげる。これを「産声」という。産声によって肺で呼吸を始める。

生まれた直後はどう養分を取るか。

母乳(おちち)を飲んで養分を得るようになる。

まとめ

38週出産産声で肺呼吸が始まり、母乳で養分を取り始める。

出産のしくみ
図 出産のしくみ

寄り道コラム

Lesson 01

胎児はどうやって呼吸しているのか

胎盤酸素二酸化炭素

胎児はお腹の中で肺呼吸をしていない。それでも酸素は必要である。どうやって取り入れているのか。

胎児酸素を取り入れる経路を説明せよ。

お母さんが吸った酸素は血液に乗って胎盤に届き、へその緒を通って胎児に運ばれる。

胎児が出した二酸化炭素はどうなるか。

逆の経路で胎盤に渡され、お母さんの血液に乗って肺から外に出される。

まとめ

胎児胎盤へその緒を通して、お母さんから酸素をもらい二酸化炭素を返す。

胎児はどうやって呼吸しているのか
図 胎児はどうやって呼吸しているのか
Lesson 02

双子はどうして生まれるのか

一卵性二卵性受精卵の分裂

双子の生まれ方には2種類がある。それぞれ受精のしかたが異なる。

一卵性双生児はどうやって生まれるか。

1つの受精卵分裂して2つの胚になる。同じ遺伝情報をもつため、見た目もとてもよく似ている。

二卵性双生児はどうやって生まれるか。

同時に2つの卵子が受精する。遺伝情報は異なるため、ふつうの兄弟姉妹と似た程度しか似ない。

まとめ

一卵性は1つの受精卵分裂二卵性は2つの卵子が同時に受精して生まれる。

双子はどうして生まれるのか
図 双子はどうして生まれるのか