天気の変化
雲のしくみ・雨のでき方・日本の天気の動き方を学ぶ。
雲のしくみ・雨のでき方・日本の天気の動き方を学ぶ。
空に浮かぶ雲は、目に見えない水蒸気が形を変えたものである。
雲は何からできているか。
空気中の水蒸気が冷やされてできた、小さな水滴や氷の粒の集まりである。
雲はどんな場所でできやすいか。
あたためられた空気が上昇していくとき、上空で冷やされてできる。
雲=空気中の水蒸気が冷えて水滴や氷の粒になったもの。
雲には多くの種類があり、それぞれが運んでくる天気は異なる。雲を見て天気を予想する手がかりになる。
夏に強い雨や雷を降らせるのは、どの雲か。
高く盛り上がった「積乱雲(入道雲)」である。短時間で激しい雨を降らせる。
梅雨や前線の通過時に長く雨を降らせる雲は何か。
広い範囲を厚く覆う「乱層雲」である。
細い筋のように高い空にうかぶ白い雲は何か。
「巻雲(けんうん)」である。天気の変わり目によく見られる。
積乱雲は強い雨、乱層雲は長い雨、巻雲は天気の変わり目の合図。
日本の天気は、おおよそ決まった方向に動いていく。これを知っておくと天気予報がよく分かる。
日本の天気は、どの方角からどの方角に動くか。
基本的に「西から東」へと動く。
なぜ西から東に動くのか。
日本の上空にはいつも「偏西風」と呼ばれる西からの風が吹いており、雲や低気圧をその向きに運ぶためである。
日本の天気は偏西風によって「西から東」に変化する。
雲の中の小さな粒は、ある条件がそろうと雨として地上に落ちてくる。
雲の中の水滴はどうやって雨粒になるか。
雲の中で水滴どうしがくっつき合い、大きく重くなって、空気の上昇に支えきれなくなったときに雨として落ちる。
夏と冬で、雨や雪の降り方の違いはなぜ生まれるか。
上空の温度の違いである。冬は冷たい空気が上空に多く、水滴が凍って雪のまま地上に届くことがある。
雲の中の水滴が大きく重くなったとき、雨となって落ちる。
現代の天気予報は、多くの観測データと計算によって作られている。
上空からの雲の動きを観測するのは何か。
「気象衛星(ひまわり)」である。地球全体の雲の動きを画像で見ることができる。
全国の雨量・気温・風速を細かく測るしくみを何というか。
「アメダス」である。全国に1000箇所以上ある自動観測装置の総称である。
雨雲の位置と強さを見るのは何か。
「気象レーダー」である。電波で雨粒を観測する。
天気予報は「衛星・アメダス・レーダー」のデータを総合して作られる。
日本の6月は雨が続く季節になる。これを「梅雨」というが、その原因は2つの空気のぶつかり合いにある。
梅雨前線とは何か。
南からの暖かく湿った空気と、北からの冷たい空気がぶつかってできる境目の線である。
なぜ梅雨は長く続くのか。
梅雨前線が日本付近にしばらく停滞するためである。前線の上では雲ができ、雨が長く降る。
梅雨は、南北の空気がぶつかる「梅雨前線」が日本付近に停滞して起こる。