A2生命

チョウの成長

卵から幼虫・さなぎ・成虫へ。完全変態のしくみを学ぶ。

学ぶべきこと

Lesson 01

チョウは卵から育つ

幼虫モンシロチョウ

チョウは生まれてからおとなになるまで、姿を何度も大きく変える。これを「変態」という。

モンシロチョウは何に卵を産むか。

キャベツやアブラナの葉のうらに卵を産む。幼虫が生まれてすぐ食べられるためである。

卵から出てきたばかりの幼虫は何を食べるか。

最初に自分が生まれた卵のからを食べる。そのあとは葉を食べて成長する。

まとめ

チョウは葉のうらに卵を産み、生まれた幼虫はまず卵のからを食べる。

チョウは卵から育つ
図 チョウは卵から育つ
Lesson 02

幼虫からさなぎへ

幼虫脱皮さなぎ

幼虫はたくさん葉を食べて、大きく育っていく。やがてさなぎになり、体の中で大きな変化が起こる。

幼虫はなぜ何度も皮を脱ぐのか。

体が大きくなっても、外の皮は伸びないからである。古い皮を脱いで新しい体に変える。これを「脱皮」という。

さなぎの中では何が起きているか。

幼虫の体がいったん作り変えられ、はねや細いあしをもつ成虫の体に変化していく。

まとめ

幼虫脱皮を繰り返して大きくなり、さなぎの中で成虫の体に作り変わる。

幼虫からさなぎへ
図 幼虫からさなぎへ
Lesson 03

さなぎから成虫へ — 完全変態

完全変態成虫はね

さなぎから出てきたチョウは、すぐに飛び始めるわけではない。

チョウのように「卵→幼虫→さなぎ→成虫」と姿を変える育ち方を何というか。

完全変態」という。チョウ・カブトムシ・ハチ・ハエなどに見られる。

さなぎから出てすぐのチョウのはねはどんな状態か。

まだ縮んでいて、しわしわで飛べない。しばらくの間、はねを広げて乾かすと飛べるようになる。

まとめ

完全変態=「卵 → 幼虫 → さなぎ → 成虫」の4段階を経る育ち方。

さなぎから成虫へ — 完全変態
図 さなぎから成虫へ — 完全変態
Lesson 04

バッタやセミの育ち方 — 不完全変態

不完全変態さなぎがない

すべての昆虫が「さなぎ」を作るわけではない。バッタやセミは違う育ち方をする。

バッタやセミの育ち方を何というか。

不完全変態」という。「卵 → 幼虫 → 成虫」の3段階で、さなぎの時期がない。

不完全変態の幼虫は成虫とどう違うか。

小さくてはねが短いことを除けば、姿は成虫とよく似ている。

まとめ

不完全変態=「卵 → 幼虫 → 成虫」。さなぎがなく、幼虫は成虫に似ている。

バッタやセミの育ち方 — 不完全変態
図 バッタやセミの育ち方 — 不完全変態

寄り道コラム

Lesson 01

チョウの体のつくり

はね

成虫になったチョウも、昆虫の基本的な体のつくりはほかの昆虫と同じである。

チョウの体は何で分かれているか。

頭・胸・腹の3部分。胸から6本のあしと4枚のはねが生えている。

チョウは何で蜜を吸うか。

頭の下にある長い管「口(こうふん)」をストローのように使って、花の蜜を吸う。

まとめ

チョウの体は3部分+6本のあし+4枚のはね+ストロー状の口。

チョウの体のつくり
図 チョウの体のつくり