完全変態と不完全変態 — さなぎの有無で決まる
昆虫はどれも姿を変えながら育つ。でも「さなぎ」の時期を持つかどうかで、大きく2つのグループに分かれる。
育つ段階
完全変態
卵 → 幼虫 → さなぎ → 成虫、の4段階。
不完全変態
卵 → 幼虫 → 成虫、の3段階。さなぎがない。
さなぎの時期
完全変態
さなぎの中で体が大きく作り変えられる。幼虫と成虫でまったく違う姿になる。
不完全変態
さなぎにならない。幼虫は少しずつ大きくなり、そのまま成虫になる。
幼虫と成虫の姿
完全変態
まったく違う。イモムシとチョウが同じ生き物とは思えないほど。
不完全変態
よく似ている。幼虫は成虫の小さい版という感じ。羽が短いだけ。
代表例
完全変態
チョウ・カブトムシ・ハチ・アリ・ハエ・ホタル・カブトムシ。
不完全変態
バッタ・セミ・カマキリ・トンボ・ゴキブリ。
まとめ
さなぎがあれば完全変態、なければ不完全変態。同じ昆虫でも、育ち方の設計はこの1点で大きく違う。身近な虫を観察するときは「幼虫と成虫が似てるか?」で見分けられる。