てこのはたらき
支点・力点・作用点。小さな力で重い物を動かすしくみを学ぶ。
支点・力点・作用点。小さな力で重い物を動かすしくみを学ぶ。
棒を使って小さな力で重い物を動かせる道具を「てこ」という。てこには重要な3つの点がある。
てこの3つの点をそれぞれ説明せよ。
①支点=棒を支える点、②力点=人が力を加える点、③作用点=物にはたらく点、の3つである。
てこ=「支点・力点・作用点」の3点をもつ、力を増やせる道具。
てこを上手に使えば、人の力では持ち上げられない物でも動かせる。
小さな力で重い物を動かすには、てこをどう使えばよいか。
力点を支点から「遠く」、作用点を支点から「近く」にする。力点までの距離が長いほど、小さな力で済む。
くぎ抜きは、てこのどんな使い方か。
柄の遠い方をにぎって力を加える(力点を遠くする)。すると、てこの先で小さな力でくぎを抜ける。
力点は支点から「遠く」、作用点は「近く」。距離が長いほど楽になる。
実験用てこ(左右に重りをつけられる棒)を使うと、つり合いの法則がはっきり分かる。
左右につるしたおもりがつり合う条件は何か。
「おもりの重さ × 支点からの距離」が、左右で等しくなるときである。
例題:支点から3の位置に10gをつるしたとき、5の位置で何gをつるすとつり合うか。
6gである。10×3=5×□、□=6g。
てこのつり合い=左右で「重さ×距離」が等しい。
てこは特別な道具ではなく、生活の中の道具のあちこちに使われている。
はさみ・くぎ抜き・ピンセット・トングはどれもてこか。
すべててこである。それぞれ「支点・力点・作用点」の並び方が違う。
ピンセットは小さな力で動かすてこか。
いいえ。ピンセットは細かい作業のために、あえて「小さな動きで大きな動きにする」使い方になっている。
はさみ・くぎ抜き・ピンセット・トングなど、身の回りにはてこがあふれている。