台風と防災
台風が起こす災害と、家族で備える防災行動を学ぶ。
台風が起こす災害と、家族で備える防災行動を学ぶ。
夏から秋にかけて日本にやってくる台風は、強い風と大雨を伴う巨大な低気圧である。
台風とはどんな天気現象か。
熱帯の海上で発生した低気圧のうち、最大風速が秒速17.2m以上になったものを「台風」という。
台風の周りでは風はどちら回りに吹くか。
上から見て「反時計回り」である。中心に向かって渦を巻いて吹き込む。
台風=熱帯生まれの強い低気圧。風は反時計回りに吹く。
台風は気まぐれに動いているように見えて、実は周囲の高気圧と風に押されて進んでいる。
台風はどんな経路をたどることが多いか。
南の海上で発生し、太平洋高気圧のふちに沿って西から北に進み、日本付近で偏西風に乗って東へ向きを変える。
台風はなぜ陸地に上陸すると弱くなるか。
台風のエネルギーは海面からの水蒸気である。陸地ではその供給がなくなるため、勢力が弱まる。
台風は南から発生し、北上 → 東へ向きを変える。陸では弱まる。
台風が運んでくる災害は風だけではない。複合的に起こることが多い。
台風がもたらす主な災害を4つあげよ。
強風による被害、大雨による洪水、高潮、山が崩れる土砂災害の4つである。
「高潮」とはどんな現象か。
台風による気圧の低下と強風によって、海面が異常に高く盛り上がる現象である。沿岸部の浸水を引き起こす。
台風の被害は「強風・大雨・高潮・土砂災害」の4種類が代表的である。
災害を完全に防ぐことはできないが、被害を小さくするための備えはできる。
台風が近づく前に確認すべき地図とは何か。
「ハザードマップ」である。住む地域で水害や土砂災害がどこで起こりやすいかが色分けされている。
家庭で備えておくべき非常用持ち出し袋には何を入れるか。
水・食料・懐中電灯・電池・救急用品・着替え・防寒具・現金など、避難先で3日間過ごせるものを入れておく。
台風が来る前にやっておくべき家の備えは何か。
飛びそうな物を家の中にしまう、窓に飛散防止フィルムや養生テープを貼る、雨どいの掃除をする、などがある。
備えの基本は「ハザードマップ確認・非常持ち出し袋・家の補強」。
近年、台風以外でも甚大な水害を起こす現象として「線状降水帯」が知られるようになった。
線状降水帯とはどんな現象か。
同じ場所で次々に積乱雲が発生し、線のように並んで長時間にわたって激しい雨を降らせる現象である。
なぜ被害が大きくなりやすいか。
同じ地域に長時間雨が降り続けるため、川の氾濫や土砂災害が起きやすくなる。
線状降水帯=積乱雲が次々と発生し、同じ場所に長時間の豪雨をもたらす現象。