食塩とミョウバン — 溶け方はここが違う
どちらも水に溶けて水溶液を作る物質。でも「温めるとどのくらいたくさん溶けるか」は正反対と言っていいほど違う。
20℃の水100gに溶ける量
食塩
約36g。
ミョウバン
約11g。
60℃の水100gに溶ける量
食塩
約37g。20℃とほぼ変わらない。
ミョウバン
約57g。20℃の5倍以上に増える。
温度と溶け方の関係
食塩
温度を上げてもほとんど溶ける量が増えない。
ミョウバン
温度を上げると溶ける量が急激に増える。
再結晶(冷やして取り出す方法)
食塩
再結晶で取り出しにくい。温度差でとける量がほとんど変わらないため。取り出すなら「蒸発」を使う。
ミョウバン
再結晶しやすい。温めて多く溶かした水溶液を冷やすと、溶けきれなくなった分が結晶として出てくる。
結晶の形
食塩
正方形のような立方体。
ミョウバン
八面体(ダイヤモンド型)。透明できれい。
まとめ
「温度で溶ける量が変わるかどうか」が両者の分かれ目。食塩は変わらない → 蒸発で取り出す。ミョウバンは大きく変わる → 冷やして再結晶。同じ「水に溶ける」でも、性質でこれだけ扱いが違う。