電磁石と永久磁石 — 磁石の2つのタイプ
磁石には「いつでも磁石」と「電気を流したときだけ磁石」の2種類がある。同じ磁力でも、扱いやすさと用途が違う。
磁力が生まれるしくみ
永久磁石
物質そのものが磁力を持っている。特別な操作は不要。
電磁石
コイルに電流を流したときだけ磁力が生まれる。電流を止めれば磁力はなくなる。
磁力の強さ
永久磁石
常に一定。使い続けても大きくは変わらない。
電磁石
電流を強くすれば強くなる。コイルの巻数を増やしても強くなる。自由に調整できる。
極の入れ替え
永久磁石
できない。N極とS極の位置は固定。
電磁石
できる。電流の向きを反対にすればN極とS極が入れ替わる。
主な用途
永久磁石
いつでも磁力が必要な場面。冷蔵庫のマグネット・方位磁針・磁石おもちゃ。
電磁石
必要なときだけ磁力を使いたい場面。モーター・スピーカー・クレーン・リニアモーターカー。
まとめ
永久磁石は「常にオン」、電磁石は「オンオフ切り替え可能」。用途で使い分ける。強さや極を自由に変えたいときは電磁石の一択。